新商品アップしました!ゼニス クロノマスター1969
2018年1月22日
かづさや商事の片山です。東京は大雪ですね。早くも交通機関に影響が出ているようですので、お帰りの際はお気をつけてお帰り下さいね。
今日は素敵な時計のご紹介です。
商品名:ゼニス クロノマスター1969 スペシャルエディション
ゼニスは1865年に創業したスイスの老舗時計メーカーです。スイスでは伝統的に分業体制をとっており、時計メーカーとムーブメント(内部の機械)メーカーは別であることが一般的でした。しかし、ゼニスはムーブメントまで自社で製造することのできる実力派メーカーで、現代の表現を使うと“マニュファクチュール”メーカーです。
ゼニス最大の魅力といっても過言ではないのが、同社が誇る自動巻クロノグラフムーブメント“エルプリメロ”です。「エルプリメロを一本所有したい」という動機でゼニスを購入する方も多くいらっしゃいます。
<エルプリメロの伝説ポイント>
①世界初の“自動巻”クロノグラフの一つに数えられる
1969年に登場したエルプリメロは、世界初の“自動巻”クロノグラフに挙げられています。ただ、同年に他社も自動巻クロノグラフを発表しています。しかし、エルプリメロは他のライバル機と異なり、“一体型構造のクロノグラフ”・“振動数36000/時”・“伝統的なキャリングアーム/コラムホイール式”などの特徴があります。そこが評価されるポイントなのです。つまり、付け焼刃感がなく、伝統的な手巻クロノグラフを“正統進化”させた印象があるのです。
そして、その伝統的な機構をもつムーブメントが現役で活躍しているところも特筆すべき点です。
②ロレックスのデイトナに搭載された
エルプリメロは、1988~2000年ごろに製造されたロレックスのデイトナ(型式16520など)に搭載されました(※2)。ロレックスと言えば、「石橋を叩いて渡る」ような姿勢をもつメーカーであり、実用面において絶対的な信頼がないと採用に踏み切らないメーカーです。そして、ロレックスもマニュファクチュールメーカーであり、当時はクロノグラフ以外のムーブメントは全て自社製でした。つまり、当時ロレックス唯一の“社外製ムーブメント”がエルプリメロでしたので、注目度も高くなります。“採用基準の高いであろうロレックスに採用された”、“ロレックス唯一の社外ムーブメント”という事実が、エルプリメロに箔をつけたのです。
エルプリメロは設計が古いため、現在の最新ムーブメントに劣っている点があることも事実です。例えば、ハック機能(秒針停止機能)がない点、駆動最大時間が約50時間である点(ロレックスやブライトリングのクロノグラフは70時間以上)などです。しかし、「現役の古典機である」というロマンは、最新ムーブメントには決して真似できません。私も詳しいわけではありませんが、鉄道の世界の“現役で走るSL列車”にはロマンを感じます。今後もずっと存続してほしいムーブメントです。
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